働き方の1つである常勤について

看護師の働き方は大きく分けて常勤、派遣、非常勤の3種類があります。その中の1つにある常勤とは、一般の企業でいうところの正社員の位置づけです。
常勤看護師として働くことで得られるメリットの1つに、収入の多さがあります。正社員の雇用である以上、他の働き方に比べて必然的に勤務する時間は長くなってしまうのは否めません。
一見するとこの点はデメリットに感じられるかもしれませんが、長時間働くからこそ責任あるポジションを任せてもらうことができ、キャリアアップが図れるのです。その結果、頑張りが昇進や昇格という形で反映され、それに伴って収入も増えていきます。
このことから、常勤看護師の仕事はやりがいを求めたりスキルを高めたりしたいという看護師に最適な働き方です。
福利厚生面の充実も、メリットの1つとして挙げられます。看護師に限らず正社員として企業と契約をする場合、社会保険やボーナスといった福利厚生を受けられるのが特徴です。こういった生活の保障は安心して仕事をするうえでの重要なポイントといえます。
その他にも、勤務期間の規定がない点も大きなメリットです。派遣としての勤務では、法律上1つの場所で仕事ができるのは3年までと定められています。同じ事業所でも部署を変更すれば勤務が可能とはいえ、定期的に職場の環境が変わるのは働き続けるうえでデメリットに感じる人も少なくありません。常勤看護師であれば、期間の縛りがないので同じ職場で勤務を続けることができます。