看護師のさまざまな雇用形態

看護師になるには、看護系の大学や短期大学、指定された看護師養成所を卒業し、看護師資格の国家試験に合格して登録されることが必要です。看護師は女性の仕事というイメージが強いものでしたが、近年では男性看護師も多く活躍しています。
職場としては、病院やクリニックなどの医療機関をはじめ、介護施設や保育園などさまざまな場所があるのが特徴です。仕事の内容は職場によって異なりますが、患者や施設の入居者のための看護業務を行なうのがメインとなっています。
医療機関や介護施設など看護師を必要としている職場では、1人でも多くの看護師を確保するために、常勤に限らず派遣や非常勤などの雇用形態でも受け入れており、自分に合った働き方ができる職場を見つけられるでしょう。
それぞれの雇用形態によって働き方も異なり、常勤の場合には原則フルタイム勤務となり、入院施設のある医療機関では夜勤を含めたシフト制を採用しているところが多いです。一方で、日勤常勤や夜勤常勤などを設けているところも増えている傾向もあります。
日勤常勤であれば、家庭と仕事の両立やプライベートを大切にした働き方ができるのが魅力です。非常勤であれば自分の空いた時間を活用し1日単位でも可能なため、自分のライフスタイルに合った働き方ができ、子育て中の人や家族の介護中の人でも働けるのがメリットです。
就職先を探している間など、短期間契約で働きたいという場合には、派遣社員をおすすめします。